岩盤浴とダイエット

 

たっぷり汗をかく岩盤浴にはダイエット効果が期待されます。ただし、岩盤浴の後は確かに体重が減っていますが、これは汗が出たことによって一時的に体内の水分が減っただけなので体重はすぐに元に戻ってしまい、痩せたことにはなりません。

 

岩盤浴で痩せる体になる理由は、燃焼と排出の2つの効果があるためと言われています。痩せる体とは、脂肪が燃焼しやすい体のことを指します。岩盤浴を行うと、体が温まり代謝が活発になりますが代謝がアップすれば脂肪は燃え、さらに体が温まるといった高燃焼サイクルができ、痩せる体を作ります。

 

一方、排出とは有害金属を体の外に出すことですが、有害金属がついた脂肪は、燃えにくい脂肪です。有害金属を体外に出す方法は、トイレと汗で、その割合はトイレが95%、汗は3%で、汗による排出はわずかです。

 

しかし岩盤浴で代謝が高まることで、腎臓の働きもよくなり、トイレでの排出にも効果があるようです。有害金属を排出すると燃えやすい脂肪となるので、痩せる体を作ります。

 

岩盤浴は、毎日では体に負担がかかってしまうため、週に2~3回入るのが理想的と言われています。頻繁に行いたい場合は、1回の入浴時間を短くするなどして、無理のないペースに調整しましょう。逆に、頻繁に行えない場合は自宅で半身浴を行い、汗をかきやすい状態を保つようにしましょう。